米国スタンフォード大学デザイン・プログラムのエグゼクティブ・ディレクター、ビル・バーネット、デイヴ・エヴァンスの2人によって開発された「Designing Your Life(デザイン・ユア・ライフ)公式ワークショップ」は、のべ15,000人以上が受講したスタンフォード大学の人気講座発のプログラムです。バーネットとエヴァンスの著書『スタンフォード式 人生デザイン講座』は、NYタイムズでベストセラー第1位となり、全米ではもちろん、日本国内でも多くのビジネスリーダーに支持されています。デザイン思考の方法論を取り入れて「最高の人生設計」をするこのワークショップは、人生のあらゆるライフステージに立つ10代~80代以上までの幅広い年代の方が受講し、組織開発・人材育成プログラムとして世界中で200以上の企業・団体が体験しています。
社会構造やビジネスモデルがかつてない変動に直面する中、キャリアやライフデザインのあり方もまた大きく変わろうとしています。これまでのような企業主導型キャリアの考え方から脱却し、長寿化が進む中で、自分自身の人生設計を能動的に行なっていくことが個人に求められているのです。「Designing Your Life(デザイン・ユア・ライフ)公式ワークショップ」では、複数のプロトタイプを設計しながら形にしていく方法を提供する場です。
人事部門にとっては、個人のキャリア自律を支援することがますます重要な役割となっています。明確な軸を持ってひとりひとりがキャリアを形成していくことは、組織のエンプロイメンタビリティ(優秀な人材を惹きつける力)となり、個を活かす組織の力に直結していくからです。フィデリティ・インベストメンツやPinterestなど、大企業からスタートアップまで、多くのグローバル・カンパニーが「Designing Your Life(デザイン・ユア・ライフ)公式ワークショップ」を導入しています。
「Designing Your Life(デザイン・ユア・ライフ)公式ワークショップ」は、デザインのツールを使って自分の人生を設計するプログラムです。環境が変化しつづける中で未来をデザインしていくために、演習を通じてライフデザインに必要な5つのマインドセットを学びます。
かつてビジネスの多くの課題は、エンジニアリングに代表される収束的思考によって解決されていました。たとえば「より燃費の良いクルマを開発する」といったように。しかし非連続のイノベーションが求められる時代において、デザインこそがビジネスの課題解決ツールとなりつつあります。キャリアも同じように、明確なベンチマークや唯一の正解を探すのではなく、デザイン思考を使ってひとりひとりの「最高の人生設計」をゼロからするアプローチが求められています。
ワークショップは「現在地を知る」ことから始まります。
デザイン思考では、問題解決と同じように、問題発見を重視しているからです。
演習を通じて「人生のコンパス」を明確にし(前例のない道を進むために必要なのは、地図ではなくコンパスです)、
バランスとエネルギーに満ちた状態で仕事と人生をデザインしていくための道を探します。
やりたいことを明確にするだけではなく、日々の仕事の中でどうやって実現していくのかを考え、行動に移していくためのきっかけを与えてくれるワークショップとなるでしょう。
半日×2日間のワークショップは、「最高の人生」のデザインを実践する場です。
そのアプローチは、問題を発見し、クリエイティブな発想を身につけるデザイン思考そのものなのです。
スタンフォード大学にてプロダクトデザインの学士号と修士号を取得、アップル社のパワーブック、ハズブロ社の『スター・ウォーズ』アクションフィギュアのデザインなどにて賞を受賞。
数々の技術特許・意匠特許を取得しており、初のスレートコンピュータをはじめ多くのデザイン賞を受賞している。
スタンフォード大学にて、デザイン・プログラム(人間を中心に据え、価値を追い求めるデザイナーを生み出すことを目的とする機械工学学科と美術学科の両部門にまたがる学際的プログラム)を指揮し、毎年、約100人の学生を指導している。
また、同大学のアカデミックコース・ディレクターを務め、専門的能力の開発を目的とするStanford Center for Professional Development and the Strategic Decisions Groupにおいて、ビジネスリーダーや政策決定者を対象にデザイン思考を教授。その教育及び研究は、クリエイティビティ、アントレプレナーシップ、技術革新の推進を主なフォーカスとする。
プロダクトデザイン及びイノベーションのコンサルタント会社D2M Inc.取締役、バイオマスガス化に焦点を当てた代替エネルギー会社Dalson Energy取締役を経て、教え子の学生達のインターネットスタートアップに経営アドバイスを行なっている。
海洋生物学者ジャック=イヴ・クストーに憧れてスタンフォード大学に入学、エネルギー問題への取り組みを念頭に機械工学へシフト。
機械工学の学士号と修士号を取得したのち、サンフランシスコ神学校にてContemplative Spirituality(瞑想的な精神)の准修士号を取得。
4年間代替エネルギー分野に取り組んだのち、医用生体工学を学び、アップル社に入社。同社のマウスチームでプロダクトマーケティングを率いるほか、レーザー印刷プロジェクトに従事し広める。
その後、大手ゲーム会社エレクトロニック・アーツに同社初の人材担当副社長として加わり、「使う人のマインドに見合ったソフトウェア」 (“software worthy of the minds that use it.”) の製作に打ち込んだ。
アップル及びエレクトロニック・アーツの企業文化形成に携わってきた過程で、組織がクリエイティブな環境を作り、そこで人々が楽しみながらすばらしい仕事をする、その手助けこそが自身の天職であると自覚。
「人生において、自分は何をすべきか?」という問いをもつスタートアップチーム、企業役員、NPOのリーダー、そして数多くの若者とかかわり、手助けすることがライフワークとなっている。
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